1人でも自分が関わった方の問題解決を

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弁護士

Q弁護士を目指したきっかけはなんですか?

私はもともと司法書士として開業していたのですが、その時にもどかしい思いをする経験が多く、弁護士を目指しました。

というのは、当時、債務整理や相続事件で、「弁護士でないと、対応できません。法律事務所に行ってください。」と、お客様に伝えるのがとても嫌でした。

そこで、昼間は司法書士の仕事をして、夜はロースクールに通って弁護士になりました。

Q事務所ではどういった仕事をすることが多いですか?

金銭トラブルや、離婚や不貞等の男女問題のご依頼を受けることが多いです。

Q事務所の強みを教えていただけませんか?

お客様に納得していただく努力をしています。

そのために当事務所で行っていることを2つご紹介します。

 1つ目は、必ず弁護士がお客様に対応することです。法律相談は当然ですが、事件内容の聴取、受任後の打ち合わせも、私自身が責任を持って全て行います。

 2つ目は、甘い見通しは言わないことです。お客様にとっては、「必ず勝てるから安心して。」とか「○○円取れる。」と言ってほしいのかな、とは思います。しかし、法律問題は、そう簡単には解決しません。お客様にとって不利な点も指摘して、ご依頼いただくか考えていただくように心がけています。

Qお客様とのやりとりのために使っているものはありますか?

これは当事務所独自のやり方ですが、お客様には、当事務所と同じファイルをお渡ししています。打ち合わせでは、事件の進捗を確認しながら、「この資料は、ファイルに綴じてくださいね。」と言って、書面をお渡ししています。

Q弁護士としてのやりがいを感じるときはどのような時ですか?

お客様に「ありがとう。」、「おかげさまで・・。」と言われたときです。ありきたりな答えですが、人の役に立ったんだな、と感じます。「社会を変えたい。」とか「正義のために。」などという大それたことは、考えたことがありません。誰か1人でも自分が関わった方の問題が解決すれば十分だな、と思っています。

Q倉橋法律事務所様では離婚案件を扱うことも多いと伺いましたが、離婚案件の難しさを教えてください。

お客様の希望が簡単には実現しない点が、難しいなと感じます。争いは、離婚すること自体であったり、親権、養育費、財産分与等であったりします。お客様の考え方と、法的な考え方は、異なる場合が多いです。

お客様の希望をお聞きし、「お気持ちはわかるのですが、相手もそれなりに争うでしょうから、法的には、○○円くらいになりますよ。」、「裁判にまでなると、・・・という点で今よりも不利益になるかもしれませんよ。」と不利な点や見通しも説明します。そのうえで、なにを譲歩したくないのかをお聞きして、最善策を見つけていくという姿勢で、日々、仕事をしております。

最後に依頼を悩んでいる方へ一言お願いします。

 穏やかな性格の弁護士がいいと思われる方には合っているかな、と思います。私は、仕事以外では、他人に文句は言わない性格です。また弁護士になるまでに、会社員と司法書士を経験し、多くの失敗をしています。だから、「失敗した。」、「やってしまった。」と落ち込んでる方には、「僕もたくさん失敗してますよ。」という姿勢で、お話を聞くようにしています。

 相談をすることで、有利・不利な点がわかり、裁判等を行わなくても解決できることもありますので、困ったことがあればお気軽にご相談していただければ、と思います。

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